イコプその人である。に参加してきたのだ

サワッチさん、ポロンさんの主催するイベント『イコプその人である』に参加してきました。

※CAUTION!当記事では『イコプ』という単語が乱用されており、それにより精神的な失調を引き起こし、最悪死に至る可能性があります。具合が悪くなったときは無理をせず、休憩を取ることをオススメします。



例えば三角形と聞いて、どのようなものを思い浮かべるだろうか。正三角形かもしれないし、二等辺三角形かもしれないし、直角三角形かもしれないし、あるいはもっと別の三角形かもしれない。

それぞれが抱く三角形像に優劣はない(もっとも、三角形と聞いてマイクロビキニを思い浮かべるような場合は矯正の必要もあろうが……)。しかし───もし、そこに無理矢理優劣を付けるならば……民主主義国家たるこの国では、マジョリティ……より多数の認識と一致するものが勝つ。この例で言えば、おそらく正三角形だろうか。

イコプという男がいる。僕らがそれぞれ抱くイコプ概念、その認識を、自身を依代にして表現し、マジョリティを征せよ。つまりこのイベントはそういう五次元の戦い……イマジンウォーズである。

「イコプってだれ?」

え?まさか。近代ドラクエ文学史のマスターピース『畢竟ドラゴンクエスト』。その著者であるイコプを知らない?それはいけない。今すぐブラウザ上部の検索バーから彼の地へとアクセス、最新記事のコメント欄に「更新はよ」とタイプしましょう。


僕の思い描くイコプ像を忠実に再現してみました。イコプ初期型。

今でこそ四角いメガネにアイデンティティーを見出し、知的な印象というヴェールで本質を覆い隠しているイコプさんですが、かつて、そう、僕らが初めて出会った頃のイコプさんは、カボチャ頭で見たままのサイコパスでした。

そして水の羽衣。いつの間にかハイエンドモデルの退魔セットに身を包むようになったイコプさん。しかし当時はぺらっぺらの生地で仕立てられた羽衣を毎日着回す苦学生的存在でした。これもまた初期のイコプを語る上で欠くことはできないアイテムです。

思い出が美化されている、そう言われればそうなのかもしれませんが、しかし僕の中でイコプと言われればこのスタイルであり、皆さんの共感も得られるだろう。そう確信しています。いざ決戦の地へ。


揃いも揃ったり、イコプ・パンデミック。「我こそは真のイコプ也」そう言って憚らないメガロマニア達です。もはや誰がリアルコプなのか、パッと見では皆目検討が付きません(?)。

でもね、ダメなんです。そんな付け焼刃のイコプでは。そう、付け焼コプではね。そりゃあ見た目なんてのはこの電脳世界、真似ようと思えばいくらでも真似できますよ。でも最終的にイコプをイコプたらしめるものは何かって、そりゃあ中身、人格でしょう。それに関して、同じ『3P』というPTAから猛抗議されそうな枠組みにカテゴライズされている者同士、 長きに亘り苦楽を共にしてきた私に一日の長があると言うもの。十分に勝ち目のある戦です。



さて、ここで簡単にルールに触れておきます。


観客の皆さんはこのように『お名前忘れん帽』なるアーバンな意匠のヘッドギアを装着頂きます。これにより名前という識別子がオミットされた状態になり、誰が誰だが分からない前後不覚の蒙昧野郎共と化すわけです。おめでたいね!

ただ、発言だけはどうしても本人のものになってしまうため、そこはリアルコプがカバーリング。僕らイマジコプはルームチャットで発言し、その内容を一字一句違わずリアルコプが白チャットするのです。

イマジコプ「イコプその人であります」

リアルコプ「イコプその人であります」

こんな具合に。当然リアルコプは全て手打ちになるのでその負荷は想像に難くないところですが、彼のタイピング速度はライトニングプラズマ級(1億打/s)なので問題ありません。

観客の皆さんは我々のルックス・回答を頼りに 「こいつこそがリアルコプに違いない」という一人をチョイス、見事本物を当てられるか、というゲームです。それと同時にミスリードである我々イマジコプとしても、如何に一人でも多くの目を欺けるか、それを競い合う多角的なイベント。完全に己を殺しきり、イコプに成りきり、観客を騙す。そういった覚悟、アクターとしての資質が試されます。

ちなみに上記画像のプランっぽい人物はフレンドのイルサナさん扮する偽物。ご丁寧に肩書きやフリーコメントまで本人と同じになっておりました。いいよもう持ってけ君が優勝だ!本物のプランは残念ながらインフルエンザ疾患で欠席です。体を大切にね。



イマジコプ「ネギトロ丼はネギ7・トロ3が至高」

リアルコプ「ネギトロ丼はネギ7・トロ3が至高」

順番にイマジコプ達がイコプっぷりをアピールしていきます。とりあえず『ネギトロ丼』というキラーワードさえ出しておけば概ねイコプだろう、そんな空気がありました。イコプはそんな浅い男じゃないや!

司会「次は6番目のイコプさんです!」

エントリーナンバー6、ぺけぴコプ。満を持して、いよいよ私のターンがやってきました。イコプの何たるか、私が示してあげましょう。瞠目せよ───!

ぺけぴー「イコプです」

白チャット。これはマジなミステイクであり、実際想定外のインシデント。観客の皆さんのディスプレイ右上に浮かび上がるゴリラの顔アイコンと吹き出し、そしてぺけぴーの文字。「え?ぺけぴー?」走る動揺。バレた───

本来ぺけぴーは非常に高潔で誇り高く、故に人一倍責任感の強い好漢。事故とはいえ、ルールを逸脱してしまった非は素直に認め、即座に辞退するところなのですが、奇しくも私は今イコプ。もしもリアルコプがこの立場だったとしたら、果たしてどういう行動をとるか。

ぺけぴー「イコプです」

シミュレーションの結果、押しきることにしました。甚だ不本意ではあるのですが、イコプなので仕方ありません。「あれ?ぺけぴーってバレてるのに、続けるのか?」「なんというサイコパス……」「この狂いっぷり、もしかして本当は、イコプ?」何を信じ、何を疑えばいいのか。疑心暗鬼の三角頭たち。

自身のアピールタイムの後は、観客からの質疑応答タイム。そこでも私は、徹底的なイコプ追求力、他の追随を許さないイコプ理解力、それらをアウトプットするイコプ表現力を遺憾なく発揮。「すごい、これはイコプだ」「違いない」濃霧の中の暗中模索、そこに射し込む一筋の光明。さながら樹液に群がるカブトムシの様に。


圧倒的な支持を得て予選をトップ通過しました。他の皆さんも頑張ってはいましたが、やはり相手が私では流石に分が悪かった。そんなイコプオブイコプである私視点から見た他のイマジコプ達について、僭越ながら所感を述べたいと思います。

1stイコプ・ロッソさん
私が会場入りしたときには既に失踪した後でした。イコプになる、というプレッシャーに耐えられなかったのでしょうか。どれほど重い覚悟が必要であるか、ということを雄弁に語っていると言えます。遊びじゃねえんだよイコプは。

2ndイコプ・とともんさん
決定的な肉体のハンデ、ネギトロ丼推しが出来ない肉屋としての矜持的ハンデを背負いながらも、ここまで食らい付いてくるそのメンタリティは素直にリスペクトしたいです。欲を言えば、もう少しタッパが欲しかった。

3rdイコプ・ジェリーさん
かなりのイコプ再現度ですが、ご本人の性質が出たのでしょう、なんというか綺麗なイコプさんって感じでした。ダサいはずの水着すらスマートに見えるほど、狂気成分が物足りない印象を受けました。キグルイを演じれるのはキグルイだけ、という事なのかもしれません。
※お名前が沢田研二になっていたので修正しました。失礼いたしました。

4thイコプ・ヌンチャクさん
イコプとは何か───この命題に真摯に向かい合い過ぎたが故に、茫洋たるイコプンラビリンスに迷い混み、ミノタウロスの歯牙にかかってしまったのでしょうね。ただただ悲しかったです。

5thイコプ・レオさん
もしもイコプが女性だったなら?そんな if のアンサーを提示してくれた意欲的な挑戦でした。ただちょっと狂気の針が振り切り過ぎてて、何というかもう普通にレオさんでしたね。手に終えないよ。

6thイコプ・ぺけぴー
控え目に見ても完全にイコプでした。

7thイコプ・サワッチさん
サワッチさんは完璧主義で全力主義なところがあって、毎回定型文をバシッと仕込んでくるんですが、今回はそれが裏目に出てしまいました。リアルコプは絶対そんなことしませんからね。その場凌ぎのパフォーマンスで乗りきるタイプ。そして一言毎にしぐさを設定するマメさ、これが決定的にサワッチ。パワーポイントでマウスクリックする度にいちいちアニメーションさせる部長、ああいうタイプなんです彼は。オオーイ!今読んでる字を何故回転させる!?余談ですが、「サワッチは大体最後に出てくる」という名推理をする野生のコナンが観客に紛れ込んでいて、もう笑うしかありませんでした。




見事予選を勝ち抜き、本選へとコマを進めた私ぺけぴーもといコプ。流石本選というだけあって皆、少なくとも見た目に関しては非常にクオリティが高いです。五つ子か?予選落ちしたはずのサワッチさん(一番右)がしれっと本線にも出場しているのが気になりましたが、まあ主催者特権というやつなんでしょうね。そこは私が大人になりました。

本選は、司会のポロンちゃんから出されたお題に対して、如何にイコプらしさ溢れるアンサーを返せるか、というもの。まあ早い話が大喜利なんですが、イコプとして答える分、例え滑ってもイコプらしさを追求した結果なのでイコプが悪い、ということになりハードルはだいぶ低いです。

司会「チームを漢字一文字で表すなら?」

ぺけぴコプ「チム」

もう無茶苦茶ですよ我ながら、というかイコプは!漢字一文字だといっとろうが!ボュゲ! ホント困ったバーリトゥード野郎だよあいつは!ルールってもんを知らねえ。でもそれがあいつの良い所なんだよな。何にも縛られない、反骨精神というかさ。好きだよおれそういうの。分かるだろ?

全ての出題が終わり、いよいよ最終判定です。観客の皆さんはこれまでのあれやこれやを判断材料とし、こいつが真のイコプだ!と思ったイコプの前に並びます。


まあ分かりづらいんですが、私ぺけぴー、もっとも多くの得票により見事優勝です。オリジンイーター。ぺけぴーはイコプよりもイコプであることが証明されました。冗談だろ。わざわざ水の羽衣セットをバザーで買った甲斐があったというものです。総額5000ゴールド。

私を選んでくれた観客の皆さん、どうもありがとう!でもごめん、おれ、ホントはぺけぴーなんだ!スマン、本当に。リアルコプ当てゲームとしては普通にハズレなので皆さんに賞金獲得の権利は与えられません。苦情はイコプに言ってくれよな!


お名前忘れん帽にはまだまだ色んな可能性がありそうですね。イベント自体が悪ノリみたいな感じでしたが、その辺は観客の皆さんもちゃんと認識頂いた上で楽しんでくれてたみたいで良かったです。

というわけで『イコプその人である』イベントレポでした。え?長すぎ?面白くなかった?そんな……僕に言われても。イコプに言ってください。

おわり。
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イコプさん
新幹線なのにニヤニヤが止まらず、すっかり不審者です。
責任を取って下さい…

当日は時間間違えててあわてて行って
挙げ句の果てには帽子も買い忘れていたので
静観するに徹していましたが楽しかったです。
一番笑ったのはイコプさんっぽいドレスアップを披露するところでサワッチさんがまんまサワッチさんだったところです。
あれは吹いたw

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▼ハリボさん

イコプに苦情入れておきます!あのやろう!

> イコプさん
> 新幹線なのにニヤニヤが止まらず、すっかり不審者です。
> 責任を取って下さい…

▼メメタァさん

楽しんでもらえてたようで何よりです!や、主催じゃない私が言うのもなんなんですが……
サワッチさんは終始まんまサワッチさんでしたね!

> 当日は時間間違えててあわてて行って
> 挙げ句の果てには帽子も買い忘れていたので
> 静観するに徹していましたが楽しかったです。
> 一番笑ったのはイコプさんっぽいドレスアップを披露するところでサワッチさんがまんまサワッチさんだったところです。
> あれは吹いたw

▼非公開さん

はて、一体どのツイートの事を仰られているのか……心当たりが多すぎて何とも。

背丈も性別も違えどなんというイコプさんだらけ・・!
イコプンワールドの奥深さを身をもって感じたかった!(イベント時寝てました;;

▼Cさん

イコプンワールドは狂気の純度200%の煉獄のような空間でした!またの機会があるかは分かりませんが、その際は是非!

> 背丈も性別も違えどなんというイコプさんだらけ・・!
> イコプンワールドの奥深さを身をもって感じたかった!(イベント時寝てました;;
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