怒涛の魔法戦士軍団にレベル40が混ざる話~後編~

前回のつづきです。

~あらすじ~


なかまさんにんが ぬけがけして クリアした!ひどいやつら!



いや、彼らは何も悪くない。逸る気持ちを、昂る闘志を押さえつける、そんなことは不可能だったのだろう。仕方ない。ここは素直に「おめでとう」の言葉を送りたい。

「待っているぞ、ぺけぴー……!」

とはプランの弁。こ、こいつ、いけしゃあしゃあと……!意地でもクリアしてやろうという強い思いが私の中で煉獄火炎の如く燃え盛った。やんよ!

生半可な相手ではないことは前回の挑戦で身に染みている。魔法戦士レベル40に出来る事、出来ない事を今一度整理し、敵の情報と照らし合わせて自分の役割を客観的に分析することが必要だ。敵を知り、己を知らば百戦危うからず。百戦も必要ない、只この一戦だけ勝てれば。

魔法戦士は片手剣、弓、杖が装備できるが、ザオが使えず、世界樹も使用禁止であるこの戦闘では、復活の杖が唯一無二の蘇生手段。故に、ここは杖一択。そもそもレベル40が与えられるダメージなどドワ男の陰茎よりも小さいため、片手剣や弓を選択する理由など皆無である。


サービス開始から3年以上経ちますが、この日初めて両手杖にスキルを振った私はここで称号を10個手に入れました。片手剣や弓もまだ一度もスキル振ったことない気がする。

次に前記事でも述べたようにおたけび。これが通るか通らないかが勝ち負けを大きく左右する。私が持つ数少ない有用なほうたまの一つ、おたけびの技巧も勿論レベル5に。そしてぶきみのひかり。FBほどではないにしろ、マダンテのダメージに大きく関わってくる。その重要度たるや、プクリポの陰茎よりも大きい。

これらパラメータによって効果量が変動しない(成功率は変わるのかもしれないけど(詳しくは知らない))スキルこそ、レベル40の私が輝ける舞台。そういう意味では両手の弱点属性を付与するアイス/ダークフォースも受け持ちたいところであったが、生憎スキルポイント不足により範囲化が出来ないのでこれはパス。当然フォースブレイク(以下FB)も覚えられないのでパス。

おたけび、ぶきみなひかり、復活の杖。これがレベル40魔法使いに於ける三種の神器である。マダンテ、いや、せめてFBが出来れば……そんなたらればは三角コーナーにポイだ。無い袖は振れない、僕らは今この時で勝負しているのだから。

さて、これらのスキルも生きていなければ使えない。先の戦いでは、単なる通常攻撃の一撃すら私は耐える事が出来なかった。いわんや、アクアガイザーやたたきつぶしをや。せめて左ジャブ位は耐えきるタフネスが欲しい。


改めて自分の服装を見直す。魔法戦士で装備可能なものを屋根裏から引っ張り出してきた結果のコーディネイト。およそまともな部位がない。エンゼル帽子とか被っちゃってるからね。ちなみに画面右上は、今回一緒に行く約束を反故にし、別の予定を入れた言い訳を必死にしているサワッチさんです。いいんだよおれは何とも思ってないいいんだよ


バザーで装備を新調。コストパフォーマンスに定評のあるまほよろセットだ。それなりの費用を投じることも辞さない覚悟だったが何だかめんどくさくなってきて、HPだけある程度こだわった以外は適当に揃えた。後程結晶化すればほぼペイ出来ます。最小限の投資で勝つ、それがスマートな男というやつである。



準備は整った。対悪夢の両手にここまで特化したレベル40魔法戦士は、アストルティア広しと言えど私くらいのものだろう。

そんな私の運命共同体となる新たな仲間をTwitterで募ったところ、奇々怪々の代名詞的存在『えすさん』、そして我こそは!と手を挙げてくれたフォロワーの『ぴりえ』さんという強力な面子を得ることができた。本来ならここに『サワッチ』さんが加わるはずだったのだが前述の通りだ。あと一人はその場で調達する必要がある。何でもホイホイついてきてくれるリアル僧侶『こーてん』くんを何も説明せずに誘ったところ、ホイホイついてきてくれた。まさにブッダ、蜘蛛の糸である。これで四人。死角無きフォーマンセル。


まほよろセットに浮かれるあまり、スキル0の片手剣を装備してしまっているおっちょこちょいな私。そんな私が先の惨敗で失ったプライド。それを今取り戻す!そう、おれ達が奪還屋<GetBackers>!


まずは開幕一番、オペラ歌手もかくやの声量によるぺけぴーのおたけびが猛威を振るう!あまりの威勢に失禁を必死に堪える両手の姿が見てとれた!その隙を逃さない面々、バイキルトで強化されたはやぶさ斬りやシャイニングボウが少なからずダメージを与えていく!しかし、持ち直した両手が動き出す!崩れていく戦線!


神聖さがすごい。神の使いと見紛わんばかりのアルカイックスマイル、その眼前で杖が自律的に浮かび上がる奇跡、そこから発せられる燐光が傷付き倒れた仲間に再び活力を与える!

「ヒミコミコミコ!ヒミコミコ!」

レディ・ポイズンと謡われたえすさんが禍々しいチャントを唱えながら激しくヘッドバンキング、周囲に汗を振り撒く!この得も言われぬ香り!まさしくこれはポイズン・パフューム!これには悪夢の両手も思わず苦笑い!


なんたる人間離れした眼力による超自然的発光!「邪眼の力をナメるなよ!」悪夢には悪夢、これが噂に名高いぺけぴーの邪眼!極めてよこしまな瞳が敵の呪文抵抗力を減衰させると共に幻覚の世界へといざなう!現実と虚の合間に放り込まれた両手、この致命的な隙を逃す蒙昧な我々ではない!

「ピカチューーーー!」

雷帝ぴりえだ!筆者の胡乱なゲットバッカーズ記憶力が手繰り寄せた童顔という共通項による配役の妙よ!その雷帝の指先から迸るFB!これにより完全に消滅した呪文抵抗力、いよいよお膳立ては整った!三人の練達魔法戦士から解き放たれた究極呪文マダンテ×3!圧倒的魔力の波動が両手をまるごと呑み込む!


名前の色に注目いただきたい!赤くなっているのがお分かりいただけるであろうか!仲間たちのMPがほぼ枯渇している中、一人潤沢な私のMPが悲しい。最早虫の息の両手、動いたのはこの男!


「エリ・エリ・レマ・サバクタニ!」

そう、こーてんくんである!仏の顔もオーバーキル、今や彼は無慈悲な殺戮者と化した!そう、彼こそがミスターノーブレーキ!瞬く間に悪夢の右手を轢殺!


「ドミネ・クオ・ヴァティス?アメーーーン!」

止まらない!破戒僧こーてんくんが止まらない! 仏の顔もオーバーキル、今や彼は無慈悲な殺戮者と化した!そう、彼こそがミスターノーブレーキ!瞬く間に悪夢の左手を轢殺!


ご照覧あれ!艱難辛苦を乗り越え、とうとう我々はこの恐ろしい両手を撃破することに成功したのだ!

「ジャスト一分だ。いい悪夢(ユメ)、見れたかよ?」


1分51秒



というわけで勝てました。私が言うのもなんですが、まさか勝てるとはね!?正直驚きです。プロ寄生の私だからこそ成し遂げられた快挙。この旨をプランやむろふしに報告したところ、まるで自分のことのように喜び祝福してくれました。お前らっ……!


こーてんくん、えすさん、ぴりえさん、どうもありがとう!この後達人から、しょうもない石板を五枚もらいました。全部割った。

おわり。
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マジかよサワッチ最低だな!

クエスト達成おめでとうございます!

お誘いありがとうございました!

▼ななしさん

サワッチのことは9割5分冗談ですのでそこは誤解なきよう!ありがとうございます!

> マジかよサワッチ最低だな!
>
> クエスト達成おめでとうございます!

▼こーてんくん

こちらこそあんがとー!ゲームであんだけ感動するのもなかなかないw

> お誘いありがとうございました!
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