墓荒らしが墓荒らしを裁く


先日新しく雇ったコンシェルジュのプランさんですが、早速編み物に精を出しています。



バージョン2はしゃぶり尽して後はもうバージョン3のリリースを待つばかり、そんな手持ち無沙汰な皆さんの一方、私はついにバージョン2.2を完全攻略いたしました。


ヘルバトラー。フレンドが口を揃えて強い強いと言っていたため二の足を踏んでいましたが、意を決して挑んでみたら何てことはない、サポオンリーでしたが終始余裕で勝利しました。ボスの強さを選択できるシステムが導入されたからです。

間断なく2.3の物語が始まります。何でも亡くなった王子の墓がアバカム、亡骸が消失してしまったというではありませんか。王家の霊廟であるピラミッドを荒らしに荒らし、蘇りしファラオを再び葬り、黄金という黄金を片っ端から搾取している、そんな末法の昨今にあって何をそんなくだらないことで喚いているのか、と呆れたくなりますが、やはりそこは主観と客観の違いというやつなのでしょうね。真の痛みは当事者になってみないとわからない。


依頼主である兵士長は眼帯とひげを同時に装備するというオーバースキルの保持者。兵士長ともなるとそういう超法規的な行動も許されるのですね。




不届きな盗掘者は次なる標的をピラミッドに定めたのだという。先に述べたように生粋の墓荒らしである我々冒険者からしてみればまったくもって周回遅れの発想で、盗掘者たちの程度も窺い知れるというものです。それにしてもこのぺけぴーの知性と野生のメルトダウンときたら。ワイルドな男には砂漠が良く似合う。


なんか僕の知ってるピラミッドと違う。観光客でごった返している偽の世界のそれとは違い、真の世界のピラミッドはまさに迷宮と呼ぶに相応しいダンジョンで、階段を上り落とし穴に落下しを繰り返して進んでいく三次元的な道程であった。あるいは偽の世界が真の世界の未来であるとするならば。私の心に空虚な風が吹いた。


道中行く手を阻むダーティードールという魔物。混乱させてきたところに力溜めからの致死の一撃を繰り出してくるという、その名に違わぬダーティーさ。結晶装備のぺけぴーはここで二度ほど全滅の危機に瀕しました。


奥部にて盗掘団を発見。墓荒らしとしての年季の違いを身体に教えてやる必要があります。追い詰められた彼らはイタチの最後っ屁とばかりに使役する魔物を繰り出してきます。窮鼠猫を噛む、なんてコトワザがありますが、こと私に関しては関係ありません。なぜならボスの強さを選択できるシステムが導入されているからです。迷うことなく『弱い』を選択する私の敵ではなかった。

当初の威勢は何処へやら、魔物が倒されるや否や萎んだ風船のように一気に遜る不届き者たち。ようやく墓荒らしとしての格の違いが理解できたようです。王子の墓はあばいたものの、肝心の亡骸は既にそのときには消失していたということで事件は迷宮入りです。墓荒らしても人権荒らすな、といは彼らの弁。死者の人権が蔑ろにされがちな現代社会において彼らの理念は実に尊い。捕まった彼らの分まで今後もピラミッド荒らしに精を出そうと一人誓った夜、ぺけぴーの冒険は続く。

おわり。
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非公開コメント

そして墓荒らしで金字塔を打ち立てるんですねw

まともなプレイログで感心致しました
こういうの好きです

▼モモさん

金字塔とピラミッドをかけているんですね…言葉の魔術師…

> そして墓荒らしで金字塔を打ち立てるんですねw

▼yさん

まともなプレイログを書くだけで感心して頂ける映画版ジャイアン現象の当ブログを今後ともよしなに

> まともなプレイログで感心致しました
> こういうの好きです
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