【考察】アストルティアに暗黒大陸は存在するか~後編~

前回の続きです。



前回の内容をおさらいすると、

・アストルティアも星である以上、球状をしているはず
・アストルティアの世界地図は、恐らくメルカトル図法で描かれている
・メルカトル図法は、緯度が高くなるほど面積がでかくなる

ここまでのおさらい


ということである。ここで、アストルティアの世界地図をもう一度見てみたいと思う。


オーグリード、ウェナ、エルトナ、ドワチャッカ、プクランド、レンダーシア───六の種族がそれぞれ暮らす大陸および諸島は、まあどれも大体似たような面積である…なんて思ってはいけない。この地図がメルカトル図法で描かれているのならば、緯度0度付近のレンダーシアやドワチャッカに比べ、緯度の高いエルトナやプクランドは、実際の大きさはだいぶ小さいはずなのである。

仮に地図の丁度真ん中を赤道部分、即ち緯度が0度のラインだとして、エルトナ大陸のツスクル村や、ウェナ諸島のレーンの村は、おおよそ緯度60度くらいの位置にある。緯度60度だと、本来の緯線の長さは赤道の半分となるため、例えば緯度0度地点のアラハギーロと緯度60度地点のエルトナで、地図上では同一距離となる区間をそれぞれ同一速度で移動したとき、その所要時間はエルトナの方が半分になるはずだ。


実際にどうなるか、気になる方は是非御自身の足で確かめて欲しい。私はやらない、何故なら面倒だからだ…このエントリーは最後まで机上のみで行なわせて頂く。

もし、エルトナの方が半分くらいの時間だった場合は何も問題ない。この世界地図は正しくメルカトル図法で描かれていると言える。しかし、逆にそうならなかった場合───エルトナ、アラハギーロで所要時間に差がなかった場合、それは、理由として何が考えられるか。

可能性のひとつとして挙げられるのは、エルトナの緯度が60度ではないことだ。もっとずっと赤道に近い位置にエルトナ大陸があった場合、当然実際の距離と地図上の距離はイコールに近付いていく。

そしてそれはつまり、今明らかになっている地図よりも外側の世界が存在することを示唆しており、今回の主題『暗黒大陸の存在の可能性』へと繋がっていくのだ。


間もなくver2.2の後期を迎えようとしているドラクエ10。10年続くオンラインゲームを目標としているとのことで、今後ももっとバージョンを重ねていくのだろう。そのどこかのタイミングでHUNTER×HUNTERよろしく、新しい冒険の舞台として地図の外の世界が登場することになる可能性…あると思います!



ここまで長々と書いてきたが、今回の考察はある前提条件の下に成り立っているものだ。

即ち、アストルティアという星が球状 という前提である。

球状だからこそ、メルカトル図法における面積比が正しくないという特徴から暗黒大陸の可能性を導き出したわけで、その前提が覆ったとき、全てはひっくり返ってしまう。

いやいや、星というものは押並べて球状であると、先般そう述べたではないか?確かにそうたが、しかしこれには例外がある。アストルティアという星がそこまで大きくなかった場合、星の表面の凸凹が均されるほどの引力が発生せずに、凸凹のままの星である可能性がある。今の世界地図が世界のすべてだった場合、どう見積もっても地球ほどのサイズはないだろう。とても球とは言えないほどの、すごく歪な形をしていてもおかしくはないのだ。

そしてもうひとつ、アストルティアが『RPG惑星』である可能性もある。

RPG惑星、聞きなれない単語なのではないだろうか。無理もない、今私が作った造語である。

遡ること十数年前、家庭用ゲーム機として、ファミコン、スーファミ、プレステが隆盛を極めていた時代。幾多のRPG(ロールプレイングゲーム)が生まれたが、それらの世界のほとんどがこのRPG惑星だった。そしてそれはドラゴンクエスト過去作においても例外ではなく、故にこのアストルティアにおいてもその可能性を拭い去ることが出来ないのだ。

ではそのRPG惑星とは一体どういうものなのか?

96f24755.jpg

これはドラゴンクエスト6の世界地図である。ミレーユのえっちな下着、バーバラの危ない水着、ハッサンのステテコパンツ───この地図を見ているだけで沢山の思い出が蘇ってくる、実にノスタルジックな一枚だ。

さて、地図の東西南北端はすべて一面海となっているが、ストーリーを進めて、船だったり空飛ぶベッドだったりを入手することでこの極地へ辿り着く事が可能だ。

例えば空飛ぶベッドに乗り、地図の東端へビューンと飛んでいってそのまま突き進む。するとどうなるのかというと、反対側の西端から出てくる。わざわざ説明するまでもないほど当たり前の事象と言えよう。南北端に関しても同様に、北端へ向かって飛んでいくと、南端から現れる。

でもこれって、よくよく考えると何だかおかしくないだろうか?北極へ向かって飛んでいくと、いきなり南極へ飛び出す、なんてことは在り得ないのである。なにやら我々の住む地球と圧倒的に乖離している部分が存在する気がする。

図にしてみよう。


お分かり頂けただろうか。驚くべきことにドラクエ6の世界は球形ではなく、ドーナツ型をしていたのである。これはドラクエ6に限らず、当時殆どのRPGに当てはまる。私達は宇宙にぷかぷか浮いたドーナツの世界の平和を、これまでにいくつも救ってきていたのだ。

アストルティアはまだプレイヤーが操作して地図の端にいくような仕組みは存在していないので、ドーナツ型かどうかはまだ定かではないが、やはり可能性としては存在しており、その場合もやはり今回の主張は成り立たなくなる。なんというか細き道…



結論:アストルティアに暗黒大陸はあるかもしれないし、ないかもしれない

とまあこんな所で、筆を置きたいと思います。結局何にも分かりませんでした。でもまあその方が逆に夢があっていいよね。謎は謎のままにしておいた方が良い事もある。

学生の皆さん、どうか有意義な夏休みをお過ごし下さい。

おわり。
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