毒つぼみと討伐依頼を買おう

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楽して金を稼ぎたい!全世界人類が抱く共通の夢であり、しかしそれは決して叶うことのない蜃気楼の果実。それはこのアストルティアに於いても例外ではなく、現実はどこまでもシビアな表情しか僕らに見せてくれない。

人より優れた知恵で金を集めるシステムを築くか、
人より優れた幸運で強引に手元へと手繰り寄せるか、
人より優れた努力でコツコツ愚直に反復をこなすか、
人より優れた悪事で皆の笑顔を対価に得るか。

お金持ちになる方法は凡そこれらが全てで、そのどれもを持ち合わせていない私がお金持ちになれる道理はないのであった。



私は一人でいるときはいつも大体12鯖で活動しています。通称ぼっち鯖(失礼)であるココにはやはり一人の時間を愛する者たちが多く、声を掛けられると嬉しい反面、超絶動揺する私にとってそういうアプローチの少ない12鯖は心休まるオアシスといえる。

しかしある日そこで私は出逢ってしまった。

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「キャアア~!アナタ、とっても素敵よ!」

「アッハイ」

お姉口調のゴリラとエンカウント。すわ、アストルティア七不思議か!?このUMAの名前はきょうこさま。『さま』は敬称と見せかけて名前の一部なので注意が必要である。(類似例:えすさんマキシマムザ亮君たかしくん

きょうこさまは毒つぼみ団というチームの一員らしい。毒つぼみ団!その名を聞いて私の心の古傷がチクリと痛む音がした。そう、あれは今から一年ほど前だったか。いつもの様にしょうもない遊びに興じていると、私に向かって走り寄ってくる一人のプクリポが。

「毒つぼみの人ですか!?」

「え?」

毒つぼみ…?聞き慣れないワードが私の耳朶をノックする。何だか分からないがデンジャラスでスリルフルな印象を受ける、とてつもないインパクトを具備した単語だ。毒+つぼみという二つの名詞の合わせ技一本であることから恐らく名詞であると推察されるが、もしかしたらこのケミストリーが名詞から別の何かへと昇華させている可能性も否定できない。考えれば考えるほど真実が遠のいていく様な得体の知れなさを秘めた言葉、それが毒つぼみ…

「ちがうんですか?」

少なくとも私は自ら毒つぼみであると明言した覚えは無いのでそうか違うかで言ったら違うのだけれども、自分自身が知らないうちに毒つぼみにカテゴライズされている可能性を鑑みれば、あるいは一概に違うと断言することは出来ないような気がしてくる…くうう、一体どう答えるのが私にとってそして彼にとってマストなアンサーたりえるのか。何もかもが不確かなこの現し世だけれども此処まで掴みどころの無い問答が他に存在しようか。

「違います」

熟考に熟考を重ねた上で導き出した一つの答え。果たして正解は…?ゴクリと生唾を飲み込む音が微かに漏れる。

ガッカリ

「なんかすみません」

私が悪いのか?エスプリの利いたレスポンスが出来なかった私の過失なのか?いいや悪くないむしろ私こそがこの案件における真の被害者であると言えよう責任者はどこか!

後から知った話だが『毒つぼみ』と言うのはその筋では非常に知名度の高いチームとのこと。己が見識の狭さを恥じるばかりだ。無知は罪とはこの事か。ただ、日頃から陰を探して生きるブナシメジ野郎の私にはむべなるかなと言えよう。どうかご容赦頂きたい。そのチームはメンバーの殆どがアフロのオーガで構成されているという。何だか想像するだけで胃もたれしそうであるが、私がその一員であると勘違いされたのもそういう道理だそうだ。

そんな毒つぼみのメンバーの一人がこの眼前に鎮座ましますきょうこさま。成る程確かにアフロのオーガで濃厚な味わいのルックスをしておられる。ビーケアフル!早くも私の胃はアラートを鳴らしており、すぐにでも白タオルをリングに投げ込まんとする構えだ。

「アナタすごくいいわ!最高!」

「全身ピンク!センスあるわよ!」

「あらその服もすごいオシャレじゃない!」

「アタシも負けてられないわね!」


胃もたれ通り越して胃潰瘍になりそう。



この邂逅を切っ掛けにきょうこさまとはtwitterでちょいちょい絡むようになりました。またきょうこさま繋がりでプニさんという方とも知り合いまして、正統派なオガ子さんである彼女もまた毒つぼみ。知れば知るほど分からなくなる毒つぼみ。眩暈がします。

そのプニさん、未だかつて一度も討伐依頼の購入をしたことが無いという。既にアストルティアにおいて確固たる地位を築き上げた金策方法、その有用性は論を俟たないところであり、以前私も一度記事としてしたためさせて頂いている(コチラ)。

何を隠そう私もまた、つい最近まで討伐依頼を買うことに漠然とした恐れを抱き敬遠してきた男。しかしカジノに入り浸り続けた私の懐には冬将軍が完全に居座っており、未曾有の大寒波が吹き荒れている。おかげさまで装備はおろかドルセリンすら買い渋る始末。

お金持ちとは言わないまでも、せめて人並み程度には蓄えが欲しい。背に腹は変えられねぇやい!とメギストリス1鯖という大海原へと飛び出しました。グレン1鯖に勝るとも劣らぬ混沌っぷりに圧倒されながらも何とか無事に買うことができ、以来ちょくちょく買っては討伐をこなしておこづかい稼ぎしています。

プニさんはあの時の私と同じ。一度買ってみれば何てこと無いということに気付くはず。ここはいっちょ私が討伐依頼購入のイロハを手取り足取り腰取り乳取り教えて差し上げようではないか。

「アタシも行くわ!」

きょうこさまも一緒に行く運びとなりました。

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「見て!アタシとっておきの白雪姫コスよ!」

「今すぐディズニーに詫び状書いた方がいい」

討伐依頼売人は大きく分けて二種類存在する。そのままの鯖で販売されているパターンと、別の鯖へ誘導し、売り子が其方でスタンバっているパターンだ。ワンクッション間に挟む後者は前者と比較してより高報酬のものであるケースが多い。私はそれとはまったく別の理由で後者が好きなので、今回も別鯖で販売している方をチョイスした。

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御覧いただきたい。購入希望者たちが整然と列を成すこの光景を。かつてドラゴンクエストの新作が発売される度にゲームショップへと続く長蛇の列が一種の社会現象となったが、それと同じことが今そのドラゴンクエストの中で起こっていることに時の移ろいを感じざるを得ない。

法も秩序もないこのアストルティアという世界で確かに感じるヤマトの呼吸。日本人特有の奥ゆかしさ、慎み深さ、思いやり、そういった美徳がここに確かに存在している。大袈裟かもしれないが日本人に生まれたことを感謝したくなる、そんなワンシーンだ。

「見てwwwちゃんと列並んでるwww」

この行列を見てキャッキャと賑やかなきょうこさま。やば!何か可愛く思えてきちゃった!なんだこれ催眠術?

プニさんも討伐依頼購入バージンを無事にロストすることが出来ました。お赤飯炊かなきゃ!ただ討伐依頼を買うだけの短い時間でしたが、ご一緒して下さったお二方に感謝!

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余談ですけど討伐依頼はフォレスドンやメッサーラが好きです。レベルキャップ開放クエをリプレイすれば金貨も付いてきてちょっぴりお得感。とりあえず100万G目指します。

おわり。
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